三国志読破

いままで、幾つかの有名な場面は部分的には読んでいたが、全巻最初から最後まで読んだ事はなかった。
いつか、全巻読みたいと思っていたが、先日吉川英治氏の訳で全巻読み終わった。

何しろ、年金生活で、晴耕雨読、時間はあるので無いのは根気だけだが、何とか読み終えた。

流石に、国民的人気のある本だし、面白かった。


特に、吉川英治氏の訳文は味わいがあって、グイグイ引き込まれる。

しかし、「感想は?」と聞かれると、ヘンナ言い方だが、「中国に生まれなくて良かった」と言うものだ。
駐韓大使だった人が、「韓国に生まれなく良かった」と言っていたが、全く同感だが、もう一つ
「中国に生まれなくて良かった」と言いたい。

何しろ讒言、告げ口社会なのだ。
嫌いな人物の言った半言一句をすぐ権力者にツゲ口する。
すると、権力者もまた、すぐそれを信じて、相手の言い分も聞かずに殺してしまう。
これではたまったものではない。
これは、文化大革命でも繰り返されている。
中国に生まれなくて良かった。
韓国に生まれなくて良かった。